2026年1月期第1四半期のダイドーグループホールディングスは、売上微減・最終赤字転落という厳しい結果だったにゃ。
でも、海外事業は大きく成長していて、トルコやポーランドの活躍が目立ったにゃ。
今回はそんな明暗が分かれた決算内容を、ジピ太がやさしくていねいに解説していくにゃ。
ジピ太の意見もあるから、最後まで読まないと損だにゃ〜!
決算のポイント
項目 | 今期(2026年1Q) | 前期(2025年1Q) | 前年同期比 |
---|---|---|---|
売上高 | 52,963百万円 | 53,164百万円 | ▲0.4% |
営業利益 | ▲1,445百万円 | ▲628百万円 | 悪化 |
経常利益 | ▲2,289百万円 | ▲1,309百万円 | 悪化 |
純利益 | ▲2,845百万円 | 3,141百万円 | ▲190.6% |
2026年1月期第1四半期の営業損失は14億45百万円と前年より拡大したにゃ。
主に国内飲料事業の減収と原価高騰、アサヒ飲料旧子会社へのシステム導入費用が影響してるにゃ。
いっぽう、海外飲料事業はトルコを中心に増収・増益だったけど、全体の赤字をカバーするには至らなかったにゃ〜。
経常損失は22億89百万円とこちらも拡大。
これはトルコの通貨安による為替差損や、超インフレ会計による評価損が影響しているにゃ。
海外成長の裏に、為替リスクという大きな課題も見えてきたにゃ〜。
今後の見通し
事業別 | 2025年通期実績 | 2026年通期予想 | 増減 |
---|---|---|---|
国内飲料 | 147,519 | 150,300 | +2,780 |
海外飲料 | 52,198 | 58,500 | +6,301 |
医薬品関連 | 13,124 | 13,500 | +375 |
食品 | 20,651 | 21,500 | +848 |
希少疾病薬品 | 8 | 300 | +291 |
海外飲料と希少疾病用医薬品の成長が目立つにゃ!
とくにトルコとポーランドの成長が牽引役になってるんだよ〜。
会社紹介
- 業種: 食料品(飲料・ゼリー・医薬品など)
- 主な事業: 自販機を主力とする国内飲料、トルコ・ポーランドの海外飲料、医薬品
- 競合: コカ・コーラ、サントリー、アサヒ、大塚HDなど
- 景気感応度: 中立〜ディフェンシブ
- 自己資本比率: 46.7%
- 配当利回り: 約1.6%(30円)
- PER/PBR: 赤字決算のため参考値なし
ジピ太のやさしい解説
今回の赤字はちょっと痛いにゃ〜…。
でも、国内は天候や物価上昇の影響で苦しむ中、海外はしっかり成果を出してるにゃ!
特にトルコ事業は高インフレの中でも売上を伸ばしてて、会社としての方向性は間違ってないにゃ。
あとはコストと為替リスクへの対応がカギになるにゃ!
ジピ太と飼い主のQ&A

なんで赤字なのに配当出せるの?

前期までの利益剰余金やキャッシュの蓄えがあるからだにゃ。
でも長く続けるには本業の立て直しが必要にゃ!

海外事業ってリスク高くないの?

リスクもあるけど、成長性が高いにゃ。
特に新興国では一気に売上が伸びる可能性もあるにゃ。

アサヒ飲料旧子会社へのシステム導入ってなに?

とっても鋭い質問だにゃ!
アサヒ飲料旧子会社へのスマート・オペレーション(自販機の最適配置や在庫管理などを効率化するシステム)導入費用は、将来の業務効率化を目的とした「先行投資」だにゃ。
長い目で見れば収益改善につながる前向きな支出だにゃ〜。
ジピ太のひとこと🐾
国内は物価高や天候不順、自販機の販売不振などで厳しい状況が続いてるけど、海外ではトルコやポーランドの成長が光っているにゃ。
今回の赤字には一時的な要因も多く、特にアサヒ飲料旧子会社へのシステム導入は、将来の効率化を見据えた投資だとジピ太は評価してるにゃ。
君はどう見る?今の逆風をチャンスと見る?それとも様子見するかにゃ?
最後まで読んでくれてありがとうにゃ!
投資は『今を楽しみ、未来を育てる』素敵な冒険だにゃ〜✨
次回も一緒に学んで、コツコツ資産を育てていこうにゃ!
また会えるのを楽しみにしてるにゃ〜♪
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